次の記事によれば第3次おひとりさまブームが到来してるという。
おひとりさまでこれまでにあまり語られなかった問題を考えてみたい。
女性のひとり旅メインダイニング問題
女性のひとり旅も増えているという。女性のひとり旅で問題になるのはホテルでの食事だ。朝食は問題ないが、夕食ではメインダイニングの四人掛けにおひとりさまで座らせられて浮いてしまっている時がある。だがどうしてもホテルのメインダイニングで夕食をしたいという要望も多い。
パリとかだと、よほど予約をしっかりしないと、格式あるレストランをひとりで利用するのは難しい。レストランでの食事は複数の人数で楽しむことになっているからだ。それはキリスト教的世界観から来ていると思う。だからパリではおひとりさまの場合ビストロですね。
日本の場合は、そうした背景がないので、おひとりさまでの利用は問題ないと思う。みんなで食事を頼むのは宴会だからだ。
万平ホテルをおひとりさまで利用
次の記事は、万平ホテルをおひとりさまでの利用を書いたものだが、メインダイニングの利用について少し書いている。結論から言うと、おひとり様でも浮かない席を万平ホテルが用意してくれたということだ。
ホテルのメインダイニングによっては、おひとりさまでも浮かない席がある。そこに案内されればホテルのメインダイニングをおひとりさまで利用しても浮くことはない。空いている回にするとか二人席とかコーナーがいいとか細かい条件はあるんだけども。
しかし、他のゲストに対して背中を向けさせられて四人席におひとりさまで座らせられることがなければ、おひとりさまでもそれほど問題はないだろう。配席の都合上そうなったとしても、メインダイニングをおひとりさまで利用し続けていれば慣れてくるのでまったく気にならなくなる。そういう人になってしまうわけだ。
おひとりさまは浮いてしまう? So what?
と、こうしたことをつらつら書いたのは、女性のひとり旅のブログを読んでいて、おひとり様でのメインダイニング利用は浮いてしまうのでためらう内容が散見されたからだ。
もったいなと思う。ホテルのメインダイニングは、ロビーとともにホテルを代表するメインプレイスだからだ。料理と一体となったサービスや内装をおひとりさまでも楽しむべきである。おひとりさまのメインダイニングの利用には、テクニックがあるし、ポイントに気をつければ問題ない。かりに、浮いてしまったとしてもいったいそれに何の問題があるのだろう?