たまには「はてな」でも見るかーとクリックすると、牛乳石鹸の文字が飛び込んできた。
なるほど、牛乳石鹸のウェブCMが炎上しているのだな。主人公のとった行動にネットの批判が集まっている。
そのウェブCMとやらを見てみた。
しっとりと日常がつづられていていい感じじゃないか…
炎上する要素がもうひとつよく分からない。
結論を言ってしまうとこのCMの主人公はこういう人なんですね。だからこの主人公が取った行動が許せるか許せないかということになる。
妻も子どもも結局は許してるんだからそれでいいじゃないかという気がする。
いいCMを見たので「牛乳石鹸」でも買って風呂にでも入るかな…
風呂に入りながら牛乳石鹸問題を考える… 主人公は発達障害の傾向があるんじゃないろうだろうか。発達障害がどう生きていくかがテーマ。なんとかうまいこと生きてると思うよ。違うか…
ただ、発達障害的傾向のある自分としては、どういう部分が許せないのかブログから学んでおく必要があるかな。
牛乳石鹸のウェブCMが意味不明すぎて怖い - 田舎で底辺暮らし
石鹸のストックとかって、こういう自分勝手な夫に振り回されてる妻がチェックして購入してること多いと思うんだけど(子供の誕生日にケーキもプレゼントも自主的に買ってこない人間が石鹸なんか買ってはこないだろう)、喧嘩売ってんのか?って感じしかしない。
この部分は説得力あるよね。あのCMに主人公が自分で石鹸を買うシーンを入れると随分印象が変わったのかもしれないな。
今Twitterで話題 !? 牛乳石鹸のWEBムービーを父親として検証&感想を書いてみたよ - アンダースタンド!
どうしてもその日のうちに後輩を飲みに誘って励ましたい!というのなら、飲みにいく前に電話して事情を話し、何時までには帰るというようにするべきでした。
ただ、ぼくが一番可能性を考えているのは、口下手な主人公は自分が思っていることすべてを妻に説明するのが難しかったからこそ、電話にも出ず、自分の行動で示すしかなかったのだということです。
主人公の深層心理にまで踏み込んだエントリーですね。合理的な手続きを踏めばよいのに合理的だけでは片づけられない現代人が忘れがちなものがあるということか。
なかには疲れてしまったという感想も。
牛乳石鹸のCMに対するいろんな意見を読んでいると、なんだか落ち込む。 - いつか電池がきれるまで
僕はあのお父さんのダメなところを頭では理解できるつもりだけれど、これまでの人生で、ああいうことをやっていなかったか、と問われると、全く自信がない、というか、思い当たる節がたくさんある。
普通はそうだよね。みんなあんなことは日常的にやってしまっている。
あのCMを見たかぎりでは(といっても、フィクションにあれこれ言ってもしょうがないのかもしれないけどさ)、自分なりに一生懸命やっているのだけれど、なんだかうまくいかないことが多い自分の人生に疲れを感じつつも、なんとかリセットして明日も頑張ろう、って、そういう話なんだと思う。
このCMが名作である理由が来ました。なぜ牛乳石鹸なのかが理解できました。国語の問題だったんですね。
制作者の電通のサイトもありますね。
優柔不断なお父さんの葛藤を牛乳石鹸がうまく昇華したってことなんだろうけど、制作者の電通の解説はイマイチかな。「なんだかうまくいかないな、けど頑張っていこう」というのがポイントなんですね。
ここにはリンクしなかったけど、批評レベルのエントリーもあった。
久しぶりに「はてな」で興味を持てた話題だった。これを機に「はてな」のブログ空間がかつての盛り上がりを取り戻すことが期待される。